よくあるご質問

木桶味噌仕込みの場合は木桶内部やたまり滲みなどが空気に触れることでカビ（白、緑、黒）などが発生します。焼酎35°をペーパータオルやふきんに滲ませて、その部位を取り除きながら拭きあげて下さい。味噌表層の桶きわに出来た白カビ以外のものは、焼酎などアルコールを使用せずカビの部分を薄く取り除いて、表面にビニールやラップ貼り再度貯蔵お願いします。

昔から柿渋は醸造業での木桶には欠かせないものでした。明治時代から続く木製の桶は現在でも弊社では柿渋仕上げで味噌を仕込んでおります。防虫効果や味噌酵母が育ち、桶栄えも良く、2年3年に一度程度、柿渋で仕上げて頂くことで桶自体も長年での使用が可能となります。

はい！可能です！まず内面は一度仕込んでいる桶ですと、味噌酵母が培われておりますので、軽く水洗いして固形がないようにして下さい。合わせて表面、蓋とも水洗いをして頂き、陰乾しで軽く乾かします。表面が乾いたら塗り上げてOKです。

※注：内部に味噌（塩分）が無い状態で乾燥を長時間行うと竹タガ切れや木割れが発生しますのでご注意下さい。

無臭柿渋 昭和本樽染め上げ用 刷毛セット（250gCB）

NO12号桶、秋田杉木桶ですと、おたまや無臭柿渋を約50cc（1回塗り）桶外側から塗り上げて、底、内面を同じく染めて、最後に蓋を仕上げて頂くとスムーズです。弊社の柿渋液もムラになりづらく、味噌酵母にも影響ないですので安心してご利用頂けます。下記のリンクからもお買い求めが可能です。

無臭柿渋 昭和本樽染め上げ用 刷毛セット（250gCB）

内面は最初に当店で塗り上げておりますので、年に１度程度で薄く塗り上げて頂くと長持ち致します（樽の外面と蓋は軽く水拭きし後に塗り上げでOK）内部のお味噌はある程度取り出したタイミングでお願いします。

無臭柿渋 昭和本樽染め上げ用 刷毛セット（250gCB）

本樽・木桶は味噌が入らない状況や乾燥した所でのご使用は木に反りや竹タガの切れなどが発生します。常にお味噌が入った状態を保ち木樽内面には湿気があることが長持ちの秘訣となります。代々ご使用頂く為にも上記の内容をお守り下さい。また、長年の使用でタガ（竹のまわし）が切れた場合は有償になりますが修理も可能です。

当店の昭和本樽は木の内部に良質の味噌酵母が住みつきます。そのことで同じ配合であれば２回目以降は安定したお味噌がこの木桶が行ってくれます。次の仕込みの際は500g～1kg程度残して新たな仕込みのものに『種味噌』として加えて頂くと良いお味噌が出来上がります。また、専用の柿渋を外面に塗りあがて頂く事で『柿渋仕上げの味噌桶』を眺めてなどでもお楽しみ頂けます。