おたまやの炊飯器で乾燥玄米麹甘酒作り
材料
・米1合(150g) ・乾燥玄米糀 250g ・水 600cc
・炊飯ジャー(3〜5合炊が扱いやすいです)
・タオル 1枚 ・温度計 1本
作り方
1
米1合をおかゆ状に炊きます。出来上がったおかゆの粗熱をとり、60度くらいまで下げます。
2
温度が下がったら、乾燥玄米糀250gを入れてよく混ぜます。(※冬期間は冷めやすいので保温容器ないで行います。)
3
約60度に温めた600ccのお湯を入れて、麹やご飯のダマが無くなるようによく混ぜます。
4
蓋は閉めず、お釜の上に湿らせたタオルをかけ保温スイッチをONにします。炊飯器の保温性能により温度は前後します。慣れるまでこまめに品温を計測してください。
5
53度~58度で約6時間保温して頂きます。仕込んでから3時間ほどしたら、軽くかき混ぜます。夏季と冬季での環境の変化でも仕込み温度など調整ください。微生物を全体に行き渡らせ、米のデンプンの甘みをしっかりと引き出します。
6
完成したら、お好みで火入れ(甘みを引き出し、雑味をなくす)を行ってください。80度で1分程度温めます。長時間行うと、酵素や栄養成分を全て失う為、必ず短時間で行ってください。
7
酵素が全て活きた生タイプの甘酒が良い場合は、出来上がった甘酒をトレーやバットなどに入れて、人肌まで冷ました後に冷蔵庫に入れて冷たくしてお召し上がり下さいませ。
その他の情報
甘酒作りの一番重要なところ(失敗しないポイントは)ズバリ保温温度です。約6時間の保温(糖化中)に50度を下回る温度が続くと、臭みや酸味が出来ます。
また、60度を超える時間が30分以上続くと甘みを作る糖化酵素が失活して甘みの弱いまた甘くない甘酒になってしましますので注意して下さい。
※もちろん、おたまやのこうじだけで甘酒作りも美味しく出来上がります。